最近よく耳にする残クレ。毎月の支払いが安くなるのでメリットが大きいように感じる。お得に感じるが、注意点やデメリットももちろんある。ここでは、残クレのメリットとデメリットを紹介します。
｜残クレとは
残クレとは残価設定クレジットの略で、車の購入価格から数年後の車の価値をあらかじめ引いた残りの金額を分割して毎月支払う仕組みのことです。
たとえば500万円の車が5年後に250万円で売れると想定して残りの250万円を5年間で払っていくイメージになります。
｜残クレのメリット
- 月々の支払いが安くなる
- 売却時の市場に左右されない
｜残クレのデメリット
- 残価にも金利がかかる
- 車の所有権はディーラーにある
- カスタムできない
- 走行距離に制限がある
- 事故をしたら残価が保証されない
- 支払い総額が高くなる可能性がある
- 追加料金が請求される場合がある
- 車の価値が上がった場合買取で損する可能性がある
｜ディーラーのメリット
- 車を売りやすい
- 同じ車の販売と買取ができる
- 状態のいい中古車が入ってくる
- お客さんを囲い込める
- メンテナンスで他店にお客さんを取られない
- 車の買い替えサークルが短縮する
｜ディーラーのデメリット
- リセールバリューのリスクがある
- 買取車両の状態が良くない場合もある
- 買取車両が売れずに在庫になる可能性がある
- 顧客トラブルになる可能性がある
｜まとめ
残クレのメリットとデメリットをしっかりと理解してから残クレを利用することをお勧めします。
長期的に車に乗る場合は残クレだと支払い総額が高くなる傾向があるので、銀行などのマイカーローンをお勧めします。
